数ある国産ベルトシール機の中から用途・価格・維持費(修理頻度)などをお客様と一緒に比較・検討、最も適した理想のシーラー機選びをお手伝いします!
Q1. ベルトシーラーメーカーいろいろあるけど? どれくらいあるの?
A1. 国内のベルトシール機メーカーは9社ございます。(順不同・敬称略)
・株式会社ユニバック・シール栄登株式会社・シール工業株式会社・キムラシール株式会社・株式会社タムラシール・滋賀包装機株式会社・株式会社名古屋シール・株式会社マキノシーリング・富士インパルス株式会社
Q2. コンベヤの上を横に流れながらシール出来るベルトシーラーはどれも同じように見えるけれど、どこが違うの?
A2. シールして包装するという基本的な目的は同じですが、脱気装置・印字機・シール仕上がりは各メーカーによって 違いがあります。
【 ブロアー脱気装置付について 】
モーターの回転数をインバータ制御して脱気ブロアーの強弱設定を外部設定ボリュームで行え、吸引力を調整できるシーラーもあります。また、誰が脱気シール作業を行っても同じ仕上がりになるように、脱気吸引口付近の上下テフロンベルトが開口出来る構造になった脱気シーラーもございます。
【 印字装置付(ホットプリンター)】
ヒーター・活字ホルダー・モーター・直動機構・各メーカー独自に工夫を凝らしています。
・活字の脱落を防止するために抜け防止ピンがついている。
・活字に対しての熱伝導が安定している。
・印字の圧力の調整が簡単にできる。
・一定間隔で印字テープの巻取りができる。
ベルトシーラーの脱気装置・印字機の構造はメーカーによって多種多様です。
しっかりと調べて選んでください。
Q3. 各メーカーで差がつくのはどこ?
A3. シールの仕上がりは各メーカーにより差が出ます。
透明の包材(フィルム)をシールしたときにシール目模様の中に空気だまり(気泡)が出る場合があります。
シール温度とシールスピードを変更することで改善する場合もございます。
包材(フィルム)との相性もありますので決まった包材があるようでしたらシールテストしてから選んでください。
Q4. シールできる数にはどれくらい差があるの?
A4. より多くのシールが出来るものもあります。お客様の用途に合った機種を選べます。
例えば
・ラミネート(積層フィルム)包材を多くシールしたい場合
・ポリ(PE単体フィルム)包材を多くシールしたい場合
用途に合ったシール機を選びます。
Q5. 値段ってどれくらい違うものなの?
A5. ズバリ10~20万円程度の違いはあります。
私見では安いから劣る、高いから優れているとは限らないと思っています。ただし長い年月の中で故障・トラブル・機械寿命には差が出てくるように思います。
いくつかQ&A形式でシール機についてお話してきましたが、
ここが肝!
長年、シール機を取り扱ってきました。お客様は製品価格に目が行きがちですが、実は製品を維持するためにかかる費用(メンテナンス・テフロンベルトなどの消耗品)というものがジワジワと後から効いてくるのです。
なかなかメーカーさんではお客様にお伝えすることが難しいのではないのでしょうか。
当社ではどのシール機がどれくらいの頻度で、どれくらいの価格の消耗品・メンテナンスがどの程度かかるのかも経験上、把握しているつもりです。
ですから、そんな話も当社ではざっくばらんに申し上げております。
お客様がよりリーズナブルで、尚且つ納得のいくシーラーを選んで頂ければと思っております。
現場に最も合ったシール機を選定出来て、何らかのトラブル発生時にも迅速な対応を受けることが出来ているならば
何の問題もありません。
資金投入をして設備したはずが、思うような現場にならなかった・・・
そんな実例をいくつも見てきました。
そこで当社をうまく活用いただければと思います。
シーラー機選びからアフターフォローはもちろん、万が一の時にはスピーディーな対応をさせていただいております。
小さな会社ならでは使い勝手の良さが当社の魅力です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
「Q2. ご参考動画」
ブロアー脱気装置付き自動シーラー (株)ユニバック社製 KS-07