当社は「バッグシーラーHBS-280型」というヒートシーラーを製造発売しております。電機部品等多少のマイナーチェンジはしておりますが、
その外観・カタチは50年ほぼ変わっていません。
そんなシーラーが今なお、関東地方・新潟県のおせんべい屋さんを中心に継続して売れて続けています。
本当にありがたいことです!
創業当時のバッグシーラーHBS-280
1988年東京・晴海の展示会
近年は他社メーカーさんの製造するシール機を販売させていただくことが増えてきおります。お客様のご使用方法・作業場のレイアウトやご予算などをしっかりヒアリングさせていただいたくことでお客様のご希望されるシール機のご紹介が出来ればと常々考えております。
また、当社では販売させていただいたシール機のアフターフォローもしっかり出来ますのでご安心ください。
ちなみに私がはじめて他社メーカーさんが製造するベルトシール機を知ることとなるきっかけをいただいたメーカーさんは三協システム(現 名古屋シール)さんのシステムシーラーです。今から25~26年前だったかと思います。
三協システムさんのシステムシーラー
まだ当時、若造だった私を名古屋・大阪で開催される食品包装の展示会に参加させて頂くなど三協システムさんの社長には随分面倒を見ていただき、勉強もさせていただきました。
~Q&A ~
Question ベルトシーラーって何?
Answer 袋を横流しでシール(熱溶着)するコンベヤ型シール機で、1つのモーターを動力源として回転する一対のテフロンベルトと同期した搬送コンベヤを有するシーラーです。
脱気→加熱加圧→空冷によって冷却→シール模様をデザイン→賞味期限の日付印字→日付の印字検査までの
1サイクルを1台のマシーンにすべて組み込むことが出来、
熱変形の大きいプラスチックフィルムでもきれいにかつ連続してヒートシールが出来る万能シーラーです。
【三協システムさん システムシーラーのホットプリンターの修理レポート】
三協システムさんのシステムシーラーの印字機には、
印字テープ切れ警報ブザーが標準装備されています。
熱でヒートシールされた袋に横目模様にデザインされたシール面に印字プリンターで印字打刻するなんとかのですが、袋の材質・シール温度・印字テープ・印字圧力・活字の温度・送りベルト・印字受けマット・活字の消耗など一つでも不具合があるときれいに日付を印字することが出来ません。いかに美しく袋のシール面に印字を熱転写させる調整が出来るか否かが腕の見せ処なのですが、それがなかなか難しかったです。そのような場合は三協システムのエンジニアの方にご教示いただき、なんとかお客様のシール機を修理をさせていただいたものです。
上記の通り、ご協力くださる三協システムさんのおかげで、自社製品以外のシール機の知識とメンテナンス技術を得ることができました。
現在、ヒライ商事の強みのひとつとなっております。