雑多なブログ

真空・ガス充填・シール機の修理 オーバーホール 3日目

いよいよ真空・ガス充填シール機の修理オーバーホールも大詰めです。

まず最初にハンドリベッターでスナップ錠を取り付けSUSテーブルを本機に設置します。


充填ガス及びエアー系の配管・部品をチェックします。実際に窒素ガスとエアーを接続します。

問題がないことが確認できましたので、いよいよ電機を入れてみます。

真空引きをしてヒートシール&印字をしてみます!

絶好調!とても調子がいいです!!

真空引きするノズルとガス充填をするノズルは特殊二重構造ですのでとても衛生的です。これは本機の特徴であり先代の時代はパテントを取得していた画期的なノズルです。

現在でも当社のロングセラー製品としてお客様からご注文をいただいております。

あとは休み明けに本体のカバーを取り付けて、最終確認のためのテスト運転をします。

そして来週、お客様へお届け納品する予定です!

ノズル式 脱気・ガス充填シーラーのオーバーホール2日目

昨日に引き続き、脱気・ガス充填シーラー「フレッシュパックバッグシーラー」のオーバーホール修理作業を行います。

まずはNCフライスで上下熱板の製作を開始します。

本機の熱板の仕様は280mm×15mm幅・ピッチ1.5mm(V溝90度)横目です。

出来上がった下熱板を、早速バタバタ(下部スイッチ板)に事前にシリコーン糊付けをした断熱板の上に取り付けます。

この作業は本機を組立てる上でとても重要で、断熱板と下熱板のあたり具合が均等になるまで、確実に納得がいくまで擦り合わせの調整を行います。

続いて上熱板・アーム・封止バーなどを取り付けます。

そして上下熱板のかみ合わせの調整をしっかりと確実に行います。

ここまで出来上がればオーバーホール修理も完成間近です。

本日の作業はここまでで終了です!

残りの作業はまた明日。「お疲れさまでした!!」

ノズル式 真空脱気・ガス充填シーラーのオーバーホール

ノズル式・真空脱気・ガス充填シーラー 「フレッシュパックバッグシーラー」のオーバーホール作業を行っております。

外観を再塗装し、不具合部品箇所は、新たに新しい部品に交換します。

コントローラー、タイマー、温度調節器、ヒーター、スイッチなど、電機部品をチェックします。

温度調節器、タイマー、電磁弁など交換が必要な部品は交換します。

本日の作業は電機部品を中心に修理点検・部品交換を行いました。

明日は上下熱板の製作など、機械部品の修理交換をする予定です。

来週お盆明けにお客様に納品する予定となっております。

きれいにしっかり仕上げさせていただきますので、オーバーホール完了まで今しばらくおまちくださいませ!

 

※初代 真空ガス充填シーラー「フレッシュパックバッグシーラー」は1990年から19年間、当社で製造しておりましたノズル式の真空脱気ガス充填シール機です。

ナッツ・ピーナッツ・かつおぶし・ハム・ソーセージの不活性ガス充填シーラーとして今現在も多くの食品工場で活躍しています!