雑多なブログ

特注シーラー「バッグシーラーⅡ400」の下部熱板の擦り合わせ作業

特注シーラー「バッグシーラーⅡ400型」を製作させて頂きました。今回はお客様から380mmの製袋(アルミ蒸着フィルム)をヒートシールしたいとのご要望がございましたので、標準仕様である350mm幅の下部熱板を50mm幅広にし、ヒートシール有効幅が400mm以内まで対応できるよう上下熱板及び筐体を特注仕様に改造したシール機を製作させて頂くこととなりました。

 

下部熱板の基礎となる断熱板4枚をシリコーン糊で接着します。

シリコーン糊が完全に固まったら下部熱板と断熱板を擦り合わせながらあたりが出るまで研磨します。

 

納得のいく擦り合わせに仕上がりましたので、その断熱板の上に400mmのアルミ熱板を載せます。

この作業はとても重要且つ、繊細な作業で、この作業をおろそかにすると、きれいなシール目が出ず圧着力にも影響が出るのです。

1台1台、丁寧・誠実・真剣にシール機を製造させて頂きます。今後ともヒライ商事の熱板ヒートシール機「バッグシーラー」をどうぞ宜しくお願い致します!

 

熱板ヒートシーラー「バッグシーラーⅡ350型」オーバーホール

今日は新潟県のお客様からお預かりさせていただいている熱板ヒートシーラー「バッグシーラーⅡ350」の熱板の交換修理を開始しました。

上下熱板のV溝を1.5mmのピッチから2mmピッチへの仕様変更これから行います。

まずはシール機の分解作業を行います。配線を外し、鋳物部品やアルミ熱板など電機・機械部品を手際よく且つ丁寧に取り外していきます。

強力なシール圧力を司るソレノイド部品も分解して念入りに調整を行います。


長年使用していただいておりましたシール機ですので、気になるところは徹底的に修正します。

本日の作業内容は分解・掃除・不具合箇所の修正作業です。新たに製作した上下熱板(2mm仕様)の取り付け、組み立て調整など、残る作業はまた後日行います。

自社製品である「バッグシーラー」・他社製品である「横流しシーラー」の製造・販売・修理アフターなど、ヒートシーラーのことでしたら当社にぜひお任せください!

おかげさまで、毎日たくさんのお仕事をさせて頂いております!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

レジェンドシーラー!!熱板ヒートシーラー「バッグシーラー280classic」のオーバーホール

今日は平成10年式の熱板ヒートシーラー「バッグシーラー280classic」のオーバーホール修理を行いました。

オーバーホール修理の内容は、アナログ温度調節器をデジタル指示温度調節器に交換と、上下の熱板バーの交換です。

筐体に☐45mmの穴を油圧パンチャーを使い、新しいデジタル指示温度調節器を取り付けるスペースの穴あけをします。

新しいアルミ熱板バーをシーラーに取り付け、温度調節器、ヒーターなどの配線も仕上げ、電源スイッチを投入!

ヒートシールの横目模様は定番の20mm幅、1.5mmピッチ、90度V溝です。

 

コンパクトでパワフルそれでいてセーフティー!

当社イチオシのロングセラーシール機です。

これからも熱板ヒートシーラー「バッグシーラー280classic」をどうぞよろしくお願いいたします!