雑多なブログ

IJP インクジェットプリンタ・印字検査システム搭載シール機のカスタマイズ

シーラーに インクジェットプリンターや印字検査カメラなどを取り付けというお仕事をさせて頂きく上で常々心掛けていることは、まず初めにお預かりしたシール機の現状をくまなく確実に理解すること!そしてよりよいシーラーにしてお客様までお届けをする。また使い勝手の良さ・デザイン性も重要だと思っております。各メーカーさんのシール機にうまく融合することが出来る様に、それぞれのシーラーにマッチ出来る様に構想して図面を描き・フライス・旋盤を駆使して改造パーツの加工を行います。シーラーと改造パーツに少しでも違和感を感じればパーツを造り直す。そんなスタイルでシール機カスタマイズを行います。

「ベルトシーラー&  IJP 」

「ベルトシーラー&印字あるなし検査装置 ①」

「ベルトシーラー&印字あるなし検査装置 ②」

お客様にご満足いただけるシーラーをお届け出来る様に毎日一歩ずつ前進していきたいと思っております。シール機のことでしたら当社にお任せください。どうぞよろしくお願い致します!

本日もベルトシーラーのカスタマイズ作業を無事終了!

今日は、シールエイトさんのベルトシーラーに「異物噛み込み検査装置」を取り付ける改造作業を行わさせていただきました。その異物の噛み込み検査装置とは、熱板ヒーターの前に付いている圧着ローラーの上下の微妙な動きを高精度接触デジタルセンサーでキャッチし、製品袋(ガゼット・合掌袋は除く)の厚みを計測・良否判定をします。異物の噛みこみが原因で発生する疑似封緘の対策としてとても有効なメカ式の検査装置です。

早速、ベルトコンベア・スーパーベルト等を取り外して圧着ローラー部の改造を開始します!

NCフライスであらかじめ切削加工したアルミ製のガイドブロックにフランジ付リニアブッシュ・焼き入れシャフト・スプリング・高精度接触センサーを順番に組み付けて、圧着ローラーの取り付けガイドユニットを完成させます。

メカ部品の取り付けが終了しましたので、次なる作業としてシグナルタワー(パトライトブザー)など電機配線を完成させます。

最後にコンベアを取り付けて「異物噛み込みセンサー付きベルトシーラー」の出来上がりです!

シールエイトさんのベルトシーラーと当社の「異物挟み込み検査装置」はとても相性がよく当社の「印字カメラ検査装置」に次ぐおすすめのアイテムとなっております!ぜひこの機会に知って頂ければ幸いです!どうぞよろしくお願いいたします!

ベルトシーラーの活字プリンターをインクジェットプリンターに交換しました。

今日は印字検査用のカメラを搭載したデモ用のベルトシーラーの活字ホットプリンターを取り外して、新たにインクジェットプリンターを取り付けました。(インクジェットプリンターの横にオプテックス・エフエーさんの印字検査カメラも取り付けています。)

 

活字ホットプリンターを取り外し、インクジェットプリンターヘッドを取り付けるためのスペースを確保して、その空いたスペースにプリンターヘッドを取り付けるためのジグを40☐のアルミフレームなどの材料を使用して組み立てていきます。

インクジェットプリンターでシール部分に「賞味期限」印字をする場合は、そのノズルヘッドが送りベルト(Vベルト)に干渉してしまうためノズルヘッド角度をつけて(斜め)取り付けをしなければなりません。製作するからには、見た目も肝心!そこで上側のウレタンローラーと送りベルト従動プーリーの間に「逃げ用プーリー」を新たに2個に取り付けて送りベルトがノズルヘッドの下に逃げて通過する構造にします。

逃がしプーリを取り付けたことで、送りベルト(Vベルト)がプリンターヘッドの下を通過していますので、包装袋のシール面とノズルヘッドの距離を15mm(推奨印字距離)の位置に合わせることが出来ます。

さっきまで活字ホットプリンターが搭載されていたベルトシーラーがあっという間にインクジェットプリンター仕様に構造変更することが出来ました!

今月は大変有難いことにこと他社製品シーラーの改造の仕事をたくさん頂戴しております。「いいものづくり」が出来るように一生懸命頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします!