雑多なブログ

ラベラーマシーンで刻印した日付の印字あるなし検査

今回はラベラーマシーンに日付印字なし検査を取り付ける製作依頼をお客様より頂きました。

先ずはカメラをどのメーカーでどの機種にするのか。お客様と相談した結果、オプテックス・エフエーさんの「CVS4」という機種に決めさせて頂きました。

早速、お客様よりラベラーマシーンをお預かりして、印字検査カメラの取り付け改造をスタートさせます。カメラを取り付けるスペースを確認して、いろいろな取り付け方法を頭の中でイメージし、それに適した部品・材料を選び、図面を描いていきます。そしてフライスで部品の切削加工を行い、出来上がった部品をラベラーマシーンに組み付けていく。

現場での改造作業とは違い、自分の工場で改造が出来るということはとても有難いことです。私のような未熟物にはホームグラウンド(自社工場)で出来ることが精神的にはとても助かります。万が一部品がうまく取り付けることが出来なかったり、「どうしようかな・・まあいいか・・・」など少しでも気になる点があればとことん納得のいくまで部品を修正することが出来ますから!

以前に改造した製品よりも良い製品が出来る様に腕を磨く努力をし、納品させて頂いたときにお客様に喜んで頂けるようなそんな仕事人になりたいと思っております。

脱気 ガス置換シール機のアフターフォロー!

ここ最近、修理依頼のご要望が続いておりました。

当社では製造から販売まではもちろんの事、その後のシーラーの不具合や「もっとこうしたい!」というご要望にも臨機応変に対応させて頂いております。

それというのも、たくさんあるヒートシール機の中から当社の製品をお選び下さったお客様への感謝の気持ちと早く修理して復旧させるべく、出来得る限り対応していくことが本来のメーカーの在り方だと思っているからです。

 

今回はフレッシュパックバッグシーラー修理についてご紹介したいと思います。

大切な代理店様より脱気・ガス充填用のノズルが動かないという連絡を頂戴しました。いくつかの原因、そしてその対策についてイメージしながら現場に向かいました。

シール機を見せてもらったところエアーシリンダーの不具合を見つけました。お客様にはエアーシリンダーの交換をご提案し、ご納得いただいた上で新品と交換、無事に修理完了となりました。

また、修理中にお客様はお気づきでない不具合も見つけたので、そちらも同時に修理調整させてもらいました。

当社のような小さい会社だからこそ出来る「売りっぱなし」ではない長いお付き合いをお客様とさせて頂けることが大変励みになります。

修理だけではなく、改造のご要望ご相談にも対応させて頂きます。

宜しくお願い致します。

熱板ヒートシーラー「HBS-280型」の日付刻印が変わりました

以前こちらのブログでご紹介させて頂いた新しい日付刻印についての追記になります。

当社では長年、硬質鋳造アルミ合金製のタイプ活字を採用してまいりましたが、製造元さんの廃業に伴い、真鍮製の印字活字への変更を決断して1台目のバッグシーラーを納品させて頂きました。

このタイミングで従来品では難しかった袋の材質(厚み等)に合わせて微調整を可能にすることが出来ました。

それというのは、活字を収める活字ポケットにねじで上げ下げできる機能を盛り込むことで袋の材質によって濃淡をお客様ご自身で微調整して頂くことが簡単に出来る様に仕上げました。

取引先様の廃業をきっかけに一つ当社のシール機は性能をアップさせることが出来た次第です。

現在ご使用中の当社のシール機にも印字ポケット部分だけを付け替えることも可能な仕様となっておりますので、何かございましたらお問合せ下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

長年当社で採用しておりました硬質活版活字はこの機械で造られていました。↓↓↓↓↓↓ (2016年撮影)