東京では桜の開花が宣言され、いよいよお花見のシーズン到来ですね。この週末は、汗ばむほどの陽気になり、体がついていかない私であります(汗)
今回は当社のベストセラー製品バッグシーラーシリーズの「変化球1」についてお話させて頂きます。
何と言ってもこの製品の魅力は「ポン!」と置いたその日から、どなたでも簡単に本格的なシール作業が出来るところにあるのですが、その他にもたくさんの魅力・使い勝手の良さがあるからこそ50年以上セールスを続けてこれたわけです。
当社のような小規模会社においては、なかなか宣伝に力を入れることが難しく、本来であればもっともっと使っていただける、そして満足して頂ける力を秘めたマシーンではないかと手前みそながら思っております。
【 バッグシーラークラシックHBS-280仕様 】
■使用電圧:100V 50/60Hz
■ヒーター:上部熱板300W/下部熱板180W
■筐体色:ホワイト
■温度制御:上下熱板連動デジタル温度調節器×1
■熱板可動:上下熱板可動式
■シール最大幅:280mm×20mm
■横目シールピッチ:ピッチ 1.5mm
■筐体重量:25Kg
■機械の大きさ:H300mm×W400mm×D420mm
■オプション:日付1列25mm・1列30mm
さて、今回お話しする「変化球1」のですが、過去にご要望があり納品して半年ほどになります。当社のバッグシーラーシリーズの強力なヒートシールを実現する要になるパーツ部品として上下の熱板があります。その熱板は製品の安全性と見た目の美しさを左右するユーザー様にとっても最も重要なパーツ部品といえるのではないでしょうか。
そんな上下熱板をお客様のご要望により標準の20mm幅ピッチ1.5mm横目から大きく変更した事例がありました。
当然、変更に伴い様々な角度からその安全性の確認をしながら製作させて頂いたわけです。
封じ目の強度はしっかりと保たれるのか?
ヒートシールは均一に美しく施せるのか?
様々なテストをさせて頂いたうえで、お客様のオリジナルシーラーとして送り出され、これから長きにわたって活躍してくれることと思います。
製品袋の一部分をハサミ等でカットするような製品に適した新しい熱板のカタチがお客様のご要望から当社に生まれたわけです。
本来であれば、下記写真のような一部分を隆起させた特殊な製品袋を用いて部分的なカットが出来る設計が世に出回っているかと思います。当然ですが、そこにはそれなりのコストも生じるわけで今回のようなご要望が当社に寄せられたのだと思います。熱板の仕様に一工夫施すことで同様の利便性を持たせることが実現しました。
是非、このような製品袋を必要としているお客様がいらっしゃいましたらお声掛けください。
どうぞよろしくお願いします。